おもしろ理科実験 vol.4

まるで宇宙空間!3D万華鏡を作ろう!

出張実験教室では?


出張実験教室では、この実験のような光物の実験が大人気!このページの実験方法は少しハイレベルですので、子ども向けの実験教室ではもっと作業を簡単にしたバージョンで行っています。カッターが使えないお子さんでも大丈夫ですよ!

実験前の注意!!


■カッターや彫刻刀などを使います!必ず大人の方と一緒にやりましょう!
■カッターが使えない場合は、ハンドルーターだけで好きな絵を描くだけでもおもしろいですよ!

準備物


■厚さ0.5mmの塩ビミラーシート(またはポリカミラーシート)

 ホームセンターに売っていますよ。9cm×9cm角のミラーが6枚取れるだけ購入してください。すみません…ミラー加工の製品なので、結構高価です。
3D万華鏡のキットそのものも販売されています ので、そちらが楽かも。

■カラーセロハン

 透明な色付きシートなら何でも良いです。色はいくつかあった方が良いですよ。

■ハンドルーター(または彫刻刀など)

 ハンドルーターは少し高いですが、ダイソーに600円商品?でありました。

■カッターナイフ

■定規



やり方


1.ミラーシートを9cm×9cm角で6枚とります。保護フィルムはまだはがさないで下さい。
そのうち3枚は、1角を斜めに切り落とします。ミラーの端から1.5cmくらいです。
0.5mm厚のミラーなら、ハサミで切れます。

2.角を切り落としていない3枚のミラー面の保護フィルム(だいたい、青いフィルムになっています)をはがし、型紙に合わせてセロハンテープで仮止めします。
型紙はダウンロードしてください。印に番号が書いてありますので、同じ番号同士をつなげるように傷を付けてください。

3.型紙の目印を参考にして、写真のようにカッターと定規を使って傷をつけます。
このとき、銀の膜が塗られた面を傷つけてください。間違えると、光が入りません。
ケガをしないように!!

4.角を切り落とした3枚は、ミラーの裏側の保護フィルムをはがし、セロハンテープで写真のようにつなげます。
このとき、0.5mmくらいのすき間を開けるのがポイントです!開けておかないと、箱にするときに曲がりにくくなります。また、きれいな鏡の面(青い保護フィルムが付いている方)が裏側になるようにしておきます。

5.4で作ったものを、写真のように曲げ、セロハンテープで止めます。
きれいな鏡の面が内側になるようにしましょう。
できたら、青い保護フィルムをはがしましょう。

6.このまま箱にしても美しいですが、好きな模様を描いてもおもしろいです。
先ほど傷をつけた鏡の空いた部分に、ハンドルーターや彫刻刀で好きな絵を描きます。
型紙を使う場合は型紙を重ねて、セロハンテープで仮止めし、カッターで絵をくりぬきます。

7.型紙をはずすと、鏡の面に絵が写っているので、絵の中の銀をハンドルーターや彫刻刀ではがします。
透かしてみて、光が見えるように、しっかり彫りましょう。

8.残りの3枚も4番と同じようにつなげます。
写真のように網目模様がくるように並べてください。

9.5番と7番で作ったセットを箱型になるように合わせてセロハンテープで止めます。

10.箱の外側から、傷が付いた部分にカラーセロハンを貼れば完成です。
箱の中をのぞきながら、どこにどの色を使うときれいか、確認しながらやってみましょう!

11.箱をのぞくと、こんな世界です!実物はもっときれい!