鳥取県米子市で寿製菓(お菓子の壽城)大感謝祭のイベント出演。

昨日は鳥取県米子市、寿製菓(お菓子の壽城)様の大感謝祭でサイエンスショーを2公演行ってきました。

屋外でのサイエンスショー。

壽城さんにはなんとお城の天守閣が建っている!

しかも中々大きい!!

ステージはそのお城の目の前でした。

 

昨日は風が強く、午後の部は雨が…。

それでも子供たちがフードをかぶりながらステージ前に来てくれて嬉しかったです!ありがとう!

というか、雨の予報ではなかったのに、ほとんどの子の服にフードが付いていた事に驚きw

 

 

【サイエンスショーが終わらない…】

ショーの最後に登場させた超巨大シャボン玉。

子どもたちみんなに体験してもらいたかったので、急遽ですが会場の隅で実施。

まぁ、デカくて目立つのでどんどん集まってきます。

こうやって子どもたち自身が体験するのは大切なことです。

午前はお子様が途切れるまで。

午後はイベントの終了まで(気付いたらステージのパイプ椅子の片付けが始まっていた…)、

子どもたちと触れ合ってきました♪

 

 

【バルーンパフォーマーkikiさんと共演?】

バルーンアートの風船を使う実験を準備していました。

午後の部の私の前の出番の方は、バルーンパフォーマーのkikiさん。

これは私が作ったバルーンアートを登場させるのではなく、プロのが良い!!

そこで、ちょっとだけコラボできないかと相談してみましたが、残念ながらすぐに帰らないといけないそうで、コラボは叶いませんでした。

が、犬とクマのバルーンアートを頂いて、使わせて頂けることに!

使用後は子どもたちにプレゼントしましたが、写真を撮っておけばよかった…。

kikiさん、ありがとうございました!

実験はバッチリ成功!やっぱりプロの作ったものは違いますね。

 

 

【あすか組】

世界的に活動されている、和太鼓集団のあすか組さんも出演されていて、なんと楽屋が一緒…。

あすか組さんのパワフルな音に、皆さん釘付けでした。

私の準備テントはステージのすぐ横にあって、テント内もスゴイ音圧!

ビシビシ伝わってきます( ̄▽ ̄;)

和太鼓のグループはいくつか見たことがありますが、中でも一番リズミカルで楽しかったです!

 

 

と、盛りだくさんのイベントでした。

ご来場の皆様、ご関係者様、ありがとうございました!

芸能人やマジシャン、サイエンスショーの出演料はいくら??

ピンキリです。

 

 

…で、終わる訳にもいかないでしょうね(;^_^A

 

 

九州サイエンスラボのサイエンスショーや出張実験教室の出演料も気になる所でしょう( ̄ー ̄)

以前は「お客様に分かりやすく」を意識し、

PTAさんや子ども会さんなど、小規模な非営利団体様向けの出演料の最低ラインを

ホームページに記載していたことがあります。

ところが、イベント会社さんから「消してください!」と怒られました!!( ̄▽ ̄;)

まぁ、そうですよね。。。

イベント会社さんは弊社の費用に仲介料を乗せられますし、あくまでも条件がそろった場合の最低ラインですから、金額が全く違います。

その金額を見て、依頼元からクレームが付くかもしれません。

固定金額を細かく書くと、そのイベント会社さんが何%利益を乗せているかが分かってしまいます。

弊社としても様々な形態のイベントに臨機応変に対応していますから、明確に細かく”いくら”と出すこともできません。

とても難しい問題です。

なので、現在は記載していませんし、ほとんどの出演業の方も記載していません。

イベントの出演者が探せるポータルサイトなどに、〇万円~〇万円などと記載がある場合がありますが、幅が広いですし、「ゲッ!こんなに高いの!?」と思われる事もあるでしょう。

 

で、もちろん弊社にも「出演料はいくらですか?」というお問い合わせがあります。

当たり前ですよね。

普段から出演依頼を行うような方なら、大体の相場のようなものをご存知ですが、

特にPTAさんとか子ども会さんなどは一般の主にお母様が運営されていますから、相場をご存じなくて当然です。

ご予算不足の団体さんに同じ価格をご提示しても、見事に3種類の反応があります。

「ですよね~。(やっぱりそのくらいの値段はしますよね)」※イメージに近い?

「え~っ!そんなに高いんですか?」※イメージより高い

「その価格でもすごく安いと思います!(予算は足りないけど…)」※イメージより安い

 

弊社の例です。

ご予算が大変少なかったため、「このような条件でよろしければ、〇万円までお値引きしますが、それ以上は難しいです」とお伝えしました。

とても大きなお値引きでしたので、もちろん特別な条件付きです。

その金額でも「えっー!そんなに高いんですか!?」と言われたことがあります。

あ、言っておきます!

この時の提示価格は目が飛び出るほどお安い価格で、プロの出演業の人であれば絶対に真似できない価格です。

もしも全てのイベント出演料がこの価格だと、私が死んでしまう( ̄▽ ̄;)という価格ですよ…。

このようなケースでは「1回60分くらいの公演だし、数千円が妥当でしょ」というイメージをお持ちだと思います。

もしくは、公共施設の出前授業や一般企業が宣伝目的で行っている無料の出前授業、副業やボランティアでやっている近所の方などと比較されています。

しかも、このような例は決して少なくありません。

そこでこの記事では、出演料のイメージだけでもお伝えできればと思います。

出演料と言うものは不透明で分かりにくいものですが、上記の問題で、はっきりとした価格を書く事ができないのが実情です。

ですのでとても回りくどい書き方をしますが、あくまでも「話のネタ」としてお読みいただければ幸いです…(;^_^A

あ、ご予算不足でも実現する方法も書いていますので、途中で諦めないでくださいね!

 

薄利多売が絶対にできない業種です!

まず、出演業は物販ではありません。

物の販売なら、安くても原価を割らなければ、たくさん売ることで利益を上げることができます。

薄利多売というやつですね。

1個の商品の利益が1円だとしても、100万個売れるのであれば100万円の利益です。

ところが出演業は、最低でも1人の人間が時間をかけて出張して公演を行い、しかも双方のスケジュールが合う必要がありますから、薄利多売は絶対にできません。

すごく上手くスケジュールが組めたとして、1日2か所の公演程度です。

弊社では1日3~4か所回ったケースもありますが、ごく稀です。

出演業で薄利多売するには、分身の術か、どこでもドアか、タイムマシンが必要(;^_^A

それぞれの案件の関係でスケジュールが合わない可能性も高いので、基本的には1日1か所で考えておく必要があります。

もし出演料が1万円だと、1ヶ月毎日出演できたとして、やっと月30万円くらい。

でも、下に書きますが、全日程が埋まる事はまずありません。

さらに、交通費がありますし、サイエンスショーや実験教室では材料費、開発費などが出ていき、大きな経費がかかります。

下記で出てくるマジシャンでもネタや道具の購入、消耗品などもあり、経費は安くありません。

ですからこの30万円は売上であって、手取りではありません。

 

年間のイベント出演回数から逆算してみよう。

※最低限の年収を300万円として計算します。

イベント出演があるのはいつでしょうか。

出演業の種類によりますが、基本的には土日祝日が中心です。

平日にどこかでイベントをしているとか、ほとんど無いでしょう?

特にお子様向けは…。

平日にヒーローショーとかないですよね?

あるとすれば、業種によってはディナーショーとか、学校の平常授業時間中のイベント、病院や老人ホームや障がい者施設さん内などでのイベント程度で、数は多くありません。

年間の休日数は120日くらいです。

そのうち、お盆や年末年始、年度末、年度初めなど、イベントが少なくなる時期もあります(これも業種によりますが)。

空いたスケジュールがあっても、その日に丁度イベントを行いたいと思う団体様がなければ、埋まる事はありません。

運よく上手くスケジュールが組めたとしても、年間100日程度しかない訳です。

実質はもっと公演できるかもしれませんが、受注数は不安定な職業のため、その程度の日数で計算して価格設定するのが妥当ではないでしょうか。

1日1か所での公演だとすると、年間300万円稼ぐには、300万÷100日=3万円。

つまり、専業のプロならば利益が3万円を切ったら生活できない訳です。

しかも様々な経費がかかりますから、丸々手元に入る金額ではありません。

なので、請求額は3万円+実費経費が超ギリギリの最低ラインではないでしょうか。

ですから、数千円では数字上黒字だったとしても、生活ができない事実上の大赤字なのです。

 

予算が足りなくても実現できる…!

上の計算を見ただけで諦めないでください!

九州サイエンスラボでは、どんなにご予算不足でも、なんとか実現する方法をご提案しています。

 

例えば…

■合同開催・同日開催で予算UP!

PTA様では、複数のクラスや学年で。町内単位の子ども会様では、他の町内と。合同開催や同日開催を行うのです。

全く同じ校区から、すごく細かい単位でご依頼を頂くことがあります。

1週間の間に、4つの学年から別々にご依頼いただいたケースも。

それぞれのご予算は小さくてお受けできない場合がありますが、合同にすれば十分に実現できる場合があります。

PTAさん・子ども会さんであれば、どの方も非常に強いご興味をお持ち頂く内容ですので、「合同でやりませんか?」と言っても、喜ばれるケースがほとんどです。

中には「学年活動だから、合同はちょっと…」と仰る場合もございますが、柔軟にご対応頂ければ幸いです。

弊社では、学年活動の依頼が合った上、さらに同じ学校さんで全校生徒対象の依頼もあるなど、依頼が重なるという事態も。。。

かなり遠方の出演者を呼ぶ場合、2日連続での依頼でなければ受けてくれないことがあります。

お知り合いやイベント会社さんなどに、近隣でイベント出演者を探している団体さんが無いか聞いてみると良いかもしれません。

 

■助成金・補助金を利用する

地域向けや団体特有の助成金や補助金がある場合があります。

また、弊社の場合は教育系の補助金も利用できます。

申請に手間がかかりますが、このようなものを利用して実現されるケースも多いです。

 

■参加費の徴収を行う

PTA様や子ども会様など、既に会費を徴収されているような団体様では難しい面があるかもしれませんが、不足しているご予算を埋める形で徴収される場合があります。

特に弊社のワークショップではお手渡しする材料がありますので、材料費のみ実費徴収されるケースは多いです。

団体様の実情に合わせてご検討ください。

 

■安く提供できる日程を教えてもらう

どうしてもスケジュールが埋まりにくい日程はあります。

例えば、閑散期・半日だけ空いている日・平日・3連休の中日など。

お問い合わせのタイミングによっても変わりますが、このような日があれば教えてもらうのも手です。

 

1ヶ月の出演回数は?

あるイベント会社さんに、現場で「月に何か所くらい回るんですか?」と聞かれたことがあります。

ざっと数えて「今月は30か所くらい」とお応えしました。

イベント会社さん「…(絶句)…ん?」

私「いや、繁忙期だから1日2か所回る事も多いし、平日にも結構入っているので…」

という感じです。

休日中心の仕事なのに月30か所の出演は多過ぎるおかしな数値な訳です。

プロのイベント会社さんの目から見ても多いのです。

閑散期などは激減する場合もありますから、年間の出演回数というのは一般のお仕事の出勤日数より少ないのが一般的ではないでしょうか。

人によっては、その半分にも満たないでしょう。

ですから、1回当たりの出演料はそう安くはないのです。

 

人材がたくさんいても安くできない!

稀に「九州サイエンスラボさんは法人だから、出演者が何人かいて、たくさん出演をこなすことで安くできるでしょ?」と思われる方もいらっしゃるようですが(実際に言われたことがあります)、これは違います。

前述の計算通りだとすれば、1人で100公演で300万円。

2人で200公演で600万円。

でも、1人当たりの収入はどちらでも300万円で変わりません。

ですから出演業というものは、人材が増えても価格は変えられないのです。

人を雇うという事は、ある程度生活の保障をしてあげる必要がありますから、

かえって高くなる可能性もあります。

ちなみに2018年10月8日現在、九州サイエンスラボで出演自体を行っているのは、かず先生1人です。

あとは準備スタッフが2名います。

小さな会社です。

 

マジックショーの相場を例に…

サイエンスショーの出演先や性質はマジックショーにとてもよく似ていると感じます。

依頼元や経費も似ている気がします。

そこで「マジシャン」の相場を書きたいと思います。

イベントの規模によって変わる場合はありますが、プロマジシャンの最低価格は1公演5万円。

どんなに良心的でも3万円くらいのようです。

これはもちろん実績がなくランクが低い、駆け出しの方の価格だと思います。

学生や趣味レベルの方でも3万円程度が相場のようです。

(知り尽くしている訳ではないので、違ったらすみません)

高いと思いますか?

駆け出しならなおさら、依頼も少ないでしょう。

ですから下限の3万円という価格は、プロマジシャンにとって生活できるかできないかのギリギリのラインだと思います。

プロと言いながら、アルバイトもやっている…という場合もあるかもしれない。

そんな価格です。

中堅クラスになれば、10~20万円前後。

それ以上になると100万円も当たり前で、上限なく。

いくつかネット上の情報も確認しましたが、やはりこの辺りが妥当な線だと思います。

 

 

芸能人の出演料って?

どこからを「芸能人」というかはさておき。

当たり前ですが、これもピンキリです。

若手・無名のお笑い芸人さんのギャラは安そうなイメージがあるかもしれませんが、

ご本人に渡るギャラが安いだけで、請求される出演料は高額な傾向にあります。

多くはプロダクションに所属していますから、プロダクションで働く人やマネージャーさんの人件費、広告宣伝費などの一般的な会社でかかる費用も乗ってくるからです。

売り出し中の芸人さん、つまり無名のため値引きしている芸人さんでも10万円程度はすると思います。

もちろん、プロダクションによって設定は違うと思いますので、お考えの方は一度問い合わせてみてください。

問合せは無料ですからね。

プロダクションに所属せず、独自でやっている方の方が余計な経費が乗っていないので、安く済む傾向にあるでしょう。

 

 

出演者のクラス(レベル・ランク)

出演業にはクラス(レベル・ランク)があります。

同業種でも、クラスごとに出演料が異なります。

はっきり線引きがある訳ではありませんが、実績によって舞い込む依頼の予算が変わってきますから、おのずと設定金額もそれに合わせる形になります。

駆け出しの人、多くの経験がある人、テレビ露出が多い人で出演料が違って当然でしょう。

ですから、最初に書いたように「ピンキリ」なのです。

超有名な人であれば、30分のトークだけで100万円を超えても普通です。

 

価格と経験

値段だけを見れば、駆け出しの安い人が良いですが、

経験不足で臨機応変な対応が難しい人もいるので、当たりハズレが大きく、注意が必要です。

出演業の多くで重要なのは、パフォーマンス自体よりも「トーク」や「コミュニケーション」です。

パフォーマンスは家で練習すればどうにでもなりますが、話術は経験量が物を言います。

絶対に喋らないピエロなどの方もいらっしゃいますが、お客様とのコミュニケーションは何らかの形で取ります。

(たま~に、銅像のように固まっているだけ、という芸もありますが…)

お客様は毎回違いますから、臨機応変に対応しながらショーを組み立てていく必要があります。

また、パフォーマンスとパフォーマンスの間が無言では面白くありません。

会社の宴会の余興で、面白いパフォーマンスだったとしても、微妙な空気が流れる素人らしい「間」がありませんか?

ただテクニックを見せるだけでは、面白くないのです。

マジックの世界では「手が1つ、口が3つで”手品”」という言葉があるそうです。

つまり、マジック自体の技術よりも、話術が大切という意味。

どれだけ重要かが分かりやすい、良い言葉ですね!

予算に余裕があるのなら、一つ上のランクの方に依頼を出されるのが安全です。

 

 

イベントの規模や性質

イベントの規模によって価格が変わる場合があります。

人数が多ければ多いほど、出演料は高くなる傾向があります。

ただし、少ないからと言って激安になる事はありません。

先述のように、最低限の利益を出す必要はあるので、下限は決まってきます。

また、依頼が営利目的か非営利目的か、様々な条件によっても変わるでしょう。

いつもと違う特別な演目を組んでもらうなどすれば、追加費用が発生する事もあるでしょう。

 

 

価格交渉が大切!

特に有名な方の場合、「絶対に値引かない」「100万円以上じゃないと受けない」という場合もあります。

このような方は、その価格でも依頼する方がたくさんいらっしゃるからです。

ブランド力を落とさないために値段交渉に応じない場合もあるでしょう。

でも、出演料という類のものは、「交渉次第」という所があり、そもそも定価を決めていない人もいます。

ある程度の値段設定はあっても、条件によって値引きが可能な事もあります。

ダメもとでも相談してみるのが良いでしょう。

予算が少なくても「失礼な金額かもしれませんが…」と付け加えれば、悪い気はされないと思います。

弊社では、ご予算が足りなくても実現に向けたご提案を行っております。

少ないから無理かな…と最初から諦めず、まずはご相談ください!

 

 

九州サイエンスラボの場合

九州サイエンスラボは、全国・地方を問わずテレビ番組出演、大きなイベントへの出演が多数あります。

平日の受注も多くする工夫を行い、年間250公演近く行っており、経験数は申し分ないと思います。

ですので、定価はそこそこの値段設定にはさせて頂いています。

でも、件数が多いので、様々な調整を図りながらお安くご提供できるよう努力はしています。

ですから、ぜひご交渉頂きたいのです。

万が一、ご予算が少なくても何らかの形で実施できないか、一生懸命模索します。

せっかくご興味をお持ち頂いたのですから、良いイベントにして頂きたく、様々なご相談に乗っています。

結果、弊社へご依頼いただけなかったとしても、一向に構いません。

明らかに赤字の出演料でも、実施に至ったケースがございます。

この時は、ワークショップの材料と方法のみをご提供させて頂く、監修の形を取りました。

(お子様の指導に慣れた方でしたので、この形を取りました。)

何はともあれ、まずはお気軽にご相談頂ければ幸いです。

佐賀市「まなびぃフェスタ」でサイエンスショー出演。ステージに上がりまくる子どもたち( ̄▽ ̄;)

本日は佐賀市のアバンセ(佐賀県女性と生涯学習財団)さんのイベント「まなびぃフェスタ」に出演してきました。

午前・午後の2回、各60分公演でした。

ご来場頂いた皆様、ありがとうございました!

また、他のイベントで会ったことがある方もいらっしゃいましたね☆

リピート体験、ありがとうございました!

 

今日の皆さんは最初少し物静かな感じでしたが、緊張ですかね?

でも、慣れてくるとだんだんと盛り上がっていき…

午前の部は最終的に子どもたちがステージの目の前に押し寄せ、

午後の部は最終的に勝手にステージに上がりまくる興奮状態( ̄▽ ̄;)

ステージ下にいる子どもたちに気を取られている隙に、20人くらいは上がっていたでしょうか…Σ(・ω・ノ)ノ!

それはさすがに反則ですが、まぁ、元気でなによりww

 

今日のイベントでは、ご来場者様に感想を書くカードが配られていて、

公演終了後に出口のポストに入れて帰って頂くようになっていましたが、

非常にたくさんの感想が集まったと、スタッフの方が驚いていらっしゃいました。

多くのイベントでは感想やアンケートの提出は特に強制ではないので、

書かれずにお帰りになる事も多いですが、

かず先生のサイエンスショーや実験教室では回収率が高くなる傾向があります。

スゴイと思ったり、ワクワク・ドキドキしたらと、感想を書きたくなるものなのでしょうね!

 

【九州サイエンスラボのイベント出張サービス】

サイエンスショーについて

出張実験教室(ワークショップ)について

ご依頼・お問い合わせ

台風で2週連続のイベント中止( ̄▽ ̄;)

熊本に台風が近づいております。

予報通りであれば、熊本は若干かする程度なので、酷くはないとは思いますが、念のため十分な準備をしておきましょう。

このような時、子どもたちに万が一の事があってはいけませんので、大抵のイベントは中止になります。

ということで、明日のイベントもですが、先週の日曜日も中止となってしまいました。

皆様、サイエンスショーを楽しみにされていたようで、私も残念ですが、安全には換えられないですね。

 

さて、稀にこのような場合のキャンセルについてお問い合わせがあります

今回のような台風では、災害が予想されるので弊社ではキャンセル料を頂いておりません。

ただし、単純な「雨天中止」の場合、他の出演業も同じですがキャンセル料が発生します。

なので、屋外で雨対策の無い会場の場合は十分注意してくださいね。

興行中止保険という保険があります。

例えばコンサートなどが万が一中止になったり、交通麻痺でお客様が来場できないような時に発生した費用をカバーしてくれる保険です。

このような保険に入るような大きなイベントの場合は、イベント会社さんが入っていると思いますから、そちらの方がくわしいと思います。

ご存じなくて必要性を感じられる場合は、イベント会社さんに問い合わせてみてくださいね。

子どもたちは「毒」がお好き。~カビやキノコに毒がある理由~

サイエンスショーで「毒物」を使う事はありませんが「劇物」は使います。

そのような薬品が登場した時、子どもたちには「名探偵コナンに出てくるような、すぐ人が死ぬような毒じゃないけど、劇物っていう2番目に強い”毒”なんだよー」と説明します。

「毒」と言うと、横を向いて友だちと喋っていた子や、たまたま通りかかった子どもたちですら、明らかに顔がこちらに向きます。

“バッ!”ってw

子どもたちは”ウ〇コ”とかの汚いものも好きなんですが、毒などの危険な物もお好きですね(;^_^A

 

さて、世の中に毒をもつ生物はたくさんいますね。

毒を持つ理由の多くは

「獲物を仕留めるため」と「他の動物から食べられないように身を守るため」のどちらかだと思います。

 

でも、ちょっと違うのが、カビやキノコです。

カビやキノコは、落ち葉や糞尿、死骸などの有機物を無機物に分解することで生きています。

つまり、他の生物の不要な物や死んだ後の後始末をする役割なのです。

分解後は土に還り、植物が養分として吸い、その植物を草食動物が食べ、その草食動物を肉食動物が食べ…命が繋がっていくのです。

なので、カビやキノコは食物連鎖にとってなくてはならないものです。

食物連鎖上で、生物は大きく3つに分かれ、「生産者」「消費者」「分解者」があります。

生産者:無機物から有機物を生み出す生物。つまり植物の事。

消費者:植物や他の動物を食べて生きている生物。つまり草食動物や肉食動物。私たち人間も消費者です。

分解者:有機物を無機物に分解する生物。つまり今回の主題のカビ・キノコ類です。

 

私たちの体の骨や水分以外のほとんどは有機物でできています。

つまり、カビやキノコにとっての餌になるわけです。

ですから、基本的にほとんどのカビやキノコは私たちの体を分解する物質を出しています。

私たちを攻撃する毒を持っている、ということですね。

カビが生えた物を食べたり、キノコ狩りで食べて食中毒を起こすことが多いのはこれが理由です。

 

私たちはシイタケやシメジ、マツタケなど、毒が無いキノコを食べます。

ただこれは、人間にとって毒が無いだけなのだろうと思います。

例えばシイタケは、栽培ではクヌギの木が使われますが、クヌギにとってシイタケは毒キノコなわけです。

食用のキノコは、たまたま人間が持つ有機物を攻撃するような毒を持っていだけなのでしょう。

 

秋はキノコがおいしい季節。

でも、キノコの見分け方は非常に難しいです。

キノコ狩りで採ったものは、専門の人に見てもらいましょうね!

熊本市立託麻北小学校にイベント出張。

日付が超えてしまいましたが、熊本市立託麻北小学校4年生のPTA活動に出張してきました。

託麻北小学校は初めてだったかなぁ…と思いながら行くと、校内に見覚えが。。。

2度目でしたw

5年生の保護者の方からの口コミでのご依頼だったそう。

 

約100名の子どもたち。

登場シーンで「こんにちわー」というと、ちゃんと挨拶を返してくれる。

私の質問にもパッと答えてくれるお友だちが多くて、印象が良い学校ですね。

 

通常は60分以上かかる内容のワークショップでしたが、入場時間が押して50分しか…。

終了後はすぐに部活があるらしく、あまり延長することもできずバタバタと終わりました。

※熊本の小学校は部活があるのです。。。

それでも、最後に学校の先生が「楽しかった人!」と聞いて、全員の手が上がったので良かった☆

家でもいろいろ工夫してチャレンジしてみてくださいね!

 

託麻北小4年生の皆さん、ありがとうございました♪

またお会いしましょう(^.^)/~~~

 

 

PTA活動、親子レクリエーションなどへの出張は…

かず先生の出張サイエンスショー

かず先生の出張科学実験教室

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自然科学とは何?

一部の人でものすごく勘違いの多い言葉「自然科学」。

サイエンスショーが終わった後に、大人の方から話しかけれれると、たまに話がかみ合わないというか、「ん?」と思うことがあります。

 

「温暖化とか、地球環境が問題になっていますけど、”自然科学”をテーマにしたショーなんかもあるんですか?」

(今日やったのも自然科学ですが…)

 

「私は”自然科学”が好きなので、植物とか虫とかに興味があるんです」

(自然科学=自然ではないんですが…)

 

日本語の使い方としては間違っている訳ではないのですが、この2人が言おうとしていることは”自然科学”の事ではなく、一般的に言う単なる”自然”だと思います。

「自然」という言葉で想像するのは、森林とか川とか海とか、「自然豊かな…」的なものでしょうか。

 

広義の「科学」を分類すると「自然科学」「人文科学」「社会科学」に分かれます。

大学受験をした人は、文系の学科などが「人文科学部」に属していて、「科学」という言葉が含まれていることに違和感を感じたことはなかったでしょうか?

政治経済とかになると「社会科学」ですね。

そもそも、「科学」とは学問全般の事を指すのです。

で、このうち「自然科学」は一般的な方がイメージする「科学」「理科」のことです。

つまり、森林とかの自然ではなく、世の中の摂理のことを「自然」と呼んでいるのです。

ですから「光」「音」「化学反応」「力」「動植物」「宇宙」…ぜ~んぶ「自然科学」なのです。

 

ただ、私は「人文科学」も「社会科学」も、「広義の科学」ではなく「狭義の科学(一般的に言う科学)」と密接な関係があると思います。

例えば言語は人間の脳が生み出したもので、政治や歴史は人間という生物の営みなわけで、見方を変えれば生物学です。

音楽や芸術だって、人間の脳が生み出したもの。

広く考えれば、あらゆる学問で”人間という生物を学ぶ”部分が多いのです。

だから、全てが理科的な科学。

つまり自然科学に繋がると思うのです。

学問の種類は、便宜上で勝手に分けたものです。

文系の貴方も、自然科学的な発想も意識すると、新しい考え方や可能性が広がるかもしれませんよ。

イベントでマイクチェック、ワン、ツー?

イベントの準備中。

音響を調整している人(PAさんと呼びます)が、

「マイクチェック、ワン、ツー」とか言っているのを聞いたことがありますか?

初めて聞くと、かなりウケます( ´艸`)

特に「ツー」が、「ツー⤵」と、音程を高い所から下げるように言っていたり、「へーい」とか独特な感じで言っているのを素人さんが聞くと、爆笑されることがあります。

 

私が出演したイベントの準備中、別のプロの出演者の方が、同じようにマイクチェックをしていたことがありました。

PAさんはいないイベントだったので、自分で音響チェックをしていました。

しきりに、マイクチェック・ワン・ツーと言っているのですが、特に何も操作していない…。

時々「ツー」ばかりを言ったり、プロっぽくやっているけど、やっぱり操作はしていない…。

ちょっとだけ音量を弄ってはいましたが…。

あらぁ~( ̄▽ ̄;)

プロなのに意味が分からずにやってるんだなぁ…と、同じプロとして恥ずかしくなりました(;^_^A

 

実はかず先生は昔、音楽をやっていましたので、音響に詳しいです。

ですから、九州サイエンスラボは音響機材も一式常備しています。

これは弊社の出張イベントサービスの強みです。

サイエンスショーや実験教室と共に、イベントセット丸一式がやって来ると思ってください。

(簡易セットなので、大きなイベントや野外イベントは音響屋さんを入れてくださいね!弊社の機材で対応可能なのは小学校体育館程度までです)

で、私も準備中にマイクチェック・ワン・ツーを言います。

でも、ちゃんと「イコライザー」などを操作しながらです。

 

これは何をやっているのかというと、スピーカーの元々の癖や、会場の反響などでできる癖を取っているのです。

例えばシャンシャンと高音が強くて頭痛がしそうなイヤホンとか、重低音がウリのイヤホンとか、特徴がありますよね?

それと同じです。

大まかに説明すると、高音・中音・低音などの音量にバラつきがあるのです。

高音が大きいまま、単純に音量を上げると、「キーン」という甲高い音が発生します。

これを「ハウリング」と言って、ハウリングを起こすことをよく「ハウる」と言います。

スピーカーから出た音をマイクが拾い、その音がスピーカーから出て、またマイクに拾われ…と、無限ループを起こすことで発生します。

この場合、イコライザーで高音の音量だけを下げてあげるとハウリングが止まります。

低い音が強いと、「ブォーン」と低いハウリング音が起きます。

で、イコライザーの低音を下げてあげるのです。

これを繰り返して、高音から低音までの音量を平坦にし、全体を必要な音量まで上げていく作業をしているのです。

(”低音を強めに”みたいな味付けをすることはあります)

「ワン」という発音はこもった音なので、中音や低音が出やすく、「ツー」では息が漏れる音が混じっているので高音が出ます。

ツーの音を下げて行ったり、「へーい」という発音を色々な音程で発することで、

ハウリングを起こし気味になっている周波数を探すのです。

時に舌打ちなどで、声では再現できない周波数や強い音でチェックします。

 

素人さんはマイクがONになっているかを確認するのに、ボンボンと叩いてみますが、

マイクを痛めますので、PAさんは全体にそんなことはしません。

「只今マイクのテスト中」ではなく「チェック・ワン・ツー」と言うと、プロっぽくなりますw

イベントの準備中の場面に遭遇したら、PAさんの面白いチェック方法に注目してみてくださいね。

それって脳腫瘍かも!?一度は検査に!

生物学が専門のかず先生です。

以前、別の記事で「不思議の国のアリス症候群」という病気(?)を紹介しました。

大事なことを書き忘れたので、別記事として書きます。

少し前ですが、気になるニュースもあったので…。

 

「不思議の国のアリス症候群」は、小さな子どもたちに良く発生する症状で、多くは大人になるにつれて治るため、特に心配するようなものではありません。

ただ、幻覚が見えるのは「不思議の国のアリス症候群」だけではありません。

可能性として考えられる中で最も恐いのが「脳腫瘍」です。

脳腫瘍も、悪性(ガン)と良性(奇形種など)があります。

脳組織を圧迫したり、浸食したりして幻覚が見えます。

万が一を考え、心配な症状が現れたら、まずは脳のCT検査などを受けましょう。

何もなければそれで良いです。

安心材料を持っておくことは大切です。

 

さて、気になるニュースと書きました。

お子様向けを中心としたサービスを行う企業なので、ちょっと書くのを躊躇しますが、ここを訪れるのは大人の方だと思うので…。

 

某コンビニのオーナーが、女性客や女性従業員に卑猥な言動を行った事件です。

コンビニ名から、周辺地域では「変態セ〇ン」と呼ばれていたようで…。

卑猥な言動が撮影された証拠動画も流れていましたね。

その後どうなったか分かりませんが、私は「これは明らかに病気では?」と思いました。

この卑猥な言動は何年も前からだったそうなので、もしかすると、病気だと気づいてもらえなかった可哀そうな人なのでは…と。

冷静に考えて、コンビニの看板を背負い、制服を着て名札も付け、自分の店の中で堂々と無差別に卑猥な言動ができるものでしょうか?

自ら「逮捕してください」と言っているようなものです。

実は、脳腫瘍が理性を司る部分にできると、性衝動を押さえられなくなることがあります。

他にもトゥレット障害のチック症状の中に「汚言症」というものがあります。

卑猥な言葉や他人を冒涜する言葉を発さずにはいられなくなってしまう症状です。

このチックが卑猥な”行動”まで伴うかどうかまでは知りませんが、トゥレット障害には”思わず人を殴ってしまう”などの行動もあるため、あり得るのかもしれません。

トゥレット障害で有名なのは、芸人のぼんちおさむさんやプラスマイナス岩橋さんですね。

ただ、このオーナーさん、もっと前は正常で徐々にそうなっていったとすれば、脳腫瘍が疑われるのではないかと…。

もちろん、真偽のほどは分かりません。

ただ、そのような病気も存在するのだという事を知ってください。

 

貴方の周囲にも「異常だ」と思われている方がいませんか?

ただ偏見の目で見るのではなく、「もし病気だったら…」と考えてみてください。

もしかしたら、最も苦しんでいるのはその本人かもしれません。

 

病院の検査にはお金がかかりますし、”何でもなかったら恥ずかしい”なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、安心代だと思って、心配なところは検査しておきましょうね。

気になる所がなくても、定期検診は大切です!

会社員の方は、会社の定期検診がありますが、自腹切ってでも検査項目を少し増やすくらいが丁度良いかもしれません。

液体窒素が家にある「窒息」の恐怖((((;゚Д゚))))

本日、液体窒素を買ってきましたw

普通のお買い物ではないですね(;^_^A

もちろんサイエンスショー用というか、新しいネタを開発するための試験用ですね。

自宅に保管していますが、結構恐いものですw

これは強烈に冷たいから…という話ではありません。

 

液体窒素の容器は大きく分けて2種類あります。

密閉できる高圧ガスボンベと、密閉しないタイプの容器です。

高圧ガスボンベに封入すると、法的にいろいろと制約がありますが、密閉しないタイプは制約がありません。

少量を購入する人(業者)は密閉しないタイプで運搬・保管するのが一般的です。

大きくて、口が完全には閉まらない魔法瓶ですね。

 

液体窒素は約マイナス196℃で、周囲の温度と200℃以上違います。

魔法瓶に入っているとはいえ、液体窒素は常に温められていることになるので、中身は常に沸騰している状態になっています。

液体窒素が気体になると、約700倍に膨張します。

高圧ガスボンベでないもので密閉すると、容器が爆発してしまいますので、

専用容器は気体を逃がす隙間が空いています。

 

つまり、家の中で保管していると、気化した窒素は家に充満するのです。

でも、空気の成分の78%は窒素です。

元々窒素が多いので、大した問題でなさそうな気がしますが、そうではありません。

 

皆さんは「窒息」と聞いて、どういうイメージを持ちますか?

首を絞められる?

袋に顔を突っ込んだり、洞窟に閉じ込められて酸素が少ない状態が長く続く…とか?

実はそれだけではありません。

頻繁に起きる事故で、風船に入ったヘリウムを吸って倒れるというものがあります。

酸素が少ない気体を1発吸っただけでも窒息は起きます。

通常は肺では、吸い込んだ空気と血液中の酸素濃度の差で、酸素を取り込んでいます。

酸素が少ない気体を吸い込むと、逆に血液中の酸素を放出してしまい、極端に酸素濃度が少ない血液ができてしまいます。

これが脳に流れた瞬間、脳の機能が一時停止し、倒れてしまうのです。

ですから、声変わり用のヘリウムガスには、酸素が21%含まれています。

風船用のヘリウムガスには酸素が入っていないため、吸い込んではいけませんよ!

 

つまり、液体窒素の容器から漏れ出た、酸素を含まない窒素ガスは窒息が起きる「殺人ガス」なのです。※毒性があるという意味ではありません。

 

部屋は大きいしの空気と混じるから、そうそう酸素濃度は下がらないから大丈夫じゃないか?

そう思いますか?

状態の異なる気体は、意外と混ざりにくいです。

液体で例えると、ジュースに氷を入れると、上の方だけやたらと薄まるでしょう?

ジュースにも水分が多量に含まれていますが、果汁や糖分が入っていますし、温度が違ったりしますから、すんなりとは混ざってくれないのです。

あれと同じ状態です。

容器から漏れ出た気体の場合は、周囲の気体より冷たく重たいため、床を這って広がります。

密閉された空間で、床に寝ていたらどうでしょう。

酸素の少ない殺人ガスを、気付かない間に吸ってしまう事になります。

 

本当に眠るように永眠してしまいます( ̄▽ ̄;)

 

もちろん、そうならないために常時換気をしています。

車での運搬は特に危ないので、窓を開けなければなりません。

科学の先生は、危険な薬品や火を取り扱う事もあります。

色々と体を張る場面が多いのですよ(;^_^A