九州サイエンスラボ「かず先生」

熊本市立御幸小学校、益城町立広安西小学校、熊本市立富合小学校、菊陽町立菊陽北小学校にイベント出張

先日の土・日の2日間で4件の小学校を回りました。

熊本市立御幸小学校、益城町立広安西小学校、熊本市立富合小学校、菊陽町立菊陽北小学校、それぞれの皆様ありがとうございました。

4件とも大変盛り上がってくれました。

特に広安西小学校は、熊本地震で大変被害の大きかった地域。

当時の報道でも、避難場所として頻繁に紹介されていた小学校です。

でも、子どもたちの笑顔がたくさん見られて安心しました。

お聞きはしませんでしたが、もしかするとまだ仮設住宅等で暮らしている方もいらっしゃったかもしれませんね。

一日も早い完全復興をお祈りしております。

 

熊本地震から2年半。

すっかり報道はされなくなりましたが、熊本ではいまだに復旧できていない部分があります。

大分への出張の際、熊本県道57号線を頻繁に通りますが、未だ阿蘇大橋の大崩落現場は通行止めで、回り道を通ります。

熊本県内の方なら分かると思いますが、57号線は通称東バイパスと言って、大きな幹線道路で交通量も多く、特に崩落現場は阿蘇の北回りと南回りの道の分岐点として、誰でも通る重要な場所です。

確か、現場も4~5車線あったと思います。

休日のピーク時は渋滞するので、地元の方は裏道を通るかもしれませんが、裏道に詳しくない方や観光の方なら絶対通ります。

身近なところが一瞬にして消え去ったのです。

人間は自然に勝てないのだとつくづく思い知らされます。

この事を県外にお話しすると、阿蘇山の田舎の小さな道路と思われている場合が多いようで、大変驚かれます。

空撮ですと確かに細い道に見えますが、崩落の規模が大きすぎるのです。

県外の方はぜひGoogleマップのストリートビューを見てみてください。

57号線から今は亡き阿蘇大橋を渡った向こう側のビューがあります。

目に見える所だけではなく、まだまだ助けを必要とされている方がいらっしゃいます。

多くの皆様の温かいご支援を引き続きお願い致します。

投稿者:

かず先生

■サイエンスメッセンジャー(サイエンスコミュニケーター) ■サイエンスタイム株式会社 代表取締役 ■九州・西日本を中心に、全国でサイエンスショー・科学ワークショップなどのイベント出演、テレビ番組やYouTuber動画への出演等行い、身近に隠れた科学からのメッセージを伝える活動を行っている。