超指向性スピーカーという物があります。
スピーカーを向けた方にだけよく音が伝わり、向けていない場所ではほとんど聞こえないという、特殊なスピーカーです。
普通、音は広がるように伝わりますが、音の直進性が凄まじく鋭いスピーカーです。
例えば、うるさい場所でも、特定の人にハッキリ音を聞き取ってもらえるようにできたり、逆に静かな博物館などで、特定の場所でだけ説明音声が聞こえるようにでき、周りに響かない等、優れものです。
案内板の前や駅のホームなどでの使用例が増えています。
これは超音波の直進性の高さを利用したものです。
自宅で実験しようとスイッチを入れた瞬間、ドタバタ!!シャーッ!!と、うちの猫が暴れ出しました。
見えない敵に威嚇している模様。
しばらく暴れた後、二階に逃げていきました。
え・・・スゴイ( ̄▽ ̄;)
確かに、庭やベランダなどに来る猫や鳥の撃退用に、超音波を出す装置があります。
同じ状態ってことですね。
ってことは、超音波撃退装置はちゃんと効果ありってことですね。
しかも超指向性スピーカーは、音声を流していなくても、スイッチを入れただけで超音波を出し続けていることがよく分かりました(製品によるのかもしれませんが)。
うちの猫には大変申し訳ない事をしました( ̄▽ ̄;)
なぜか自分の飼い猫を撃退!してしまったのですから_| ̄|○
事故ですので、何卒お許しを。。。
よく、猫などの撃退グッズは時が経つと慣れてしまって、すぐに効果が無くなると言いますが、きっと超音波は慣れないでしょう。
それほどの反応でした。
超指向性スピーカーが普及するのも、周辺の動物にとっては迷惑な話なのかもしれません。
YouTubeにも登場している私の娘「ことと」もモスキート音を感じたようです。
でも、普段から耳が遠い「かなな」は感じないらしい(;^_^A
私は、昔のブラウン管テレビが発していたようなツーンとした小さな音を感じました。
超音波スピーカーから流した音質は意外と悪くないですが、鋭い音が混じっているので、モスキート音が聞こえない人でも、心地いい感じはしないかもしれません。
私もあまり長時間は聞きたくないです。
聞こえる周波数の範囲は人や動物によって異なります。
歳を取るほど、モスキート音が聞き取り辛くなるのも有名ですね。
猫にはきっと、もの凄い高い音が大音量で聞こえるのでしょう。
そんな実験をするつもりはなかったのですが、予期せず動物実験になってしまった…。
あんまりやるとかわいそうなので、ごく短時間で終了。
今後、家では超音波系の実験をするときは、避難させることにしましょう。
皆様は決して真似して、ご自宅のペットに試さないでください!